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The Rumanian Riddle
　ルーマニアが三国同盟に加わった1883年の極秘条約は、何度も更新され、最後に更新されたのは1913年2月5日だった。214

条約の初期の頃、オーストリアとドイツは、ルーマニアが条約上の義務を果たせなくなるのではないかといったことを、真剣に恐れてはいなかった。ドイツで教育を受け、全身全霊でドイツの視点に共感していたホーエンツォレルン家のカール王は、正直で高潔な人物として広く認められ、1914年10月に亡くなるまでその個人的な忠誠心は信頼されていた。

同様に、自己本位も、ルーマニアが三国同盟に忠実に従うことを保証していたようで、同盟は、ロシアがコンスタンティノープルに向けて進軍する際に支配や侵略が行われないように、またブルガリアやトルコがドブロジャを占領しようと攻撃するのを阻止するように、この小さなバルカン諸国を保証していた。

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　しかし、1914年までに状況は大きく変化した。カロル王は相変わらず忠誠を誓っていた。しかし、ルーマニア国民の感情は大きく変化し、オーストリア、そしてある程度はドイツも、カロル王の個人的威信が国を率いるのに十分なほど強いかどうかについて真剣に心配し始めた。結局のところ、彼は立憲君主だったのだ。議会制民主主義における反オーストリア国民感情は、君主の個人的な好みに優先する可能性があった。

　ルーマニア人の間にオーストリアに対する憎悪が高まり、同盟を崩壊させる恐れがあったのには
(1) トランシルヴァニア地方に対するマジャール人の政策
(2) ブルガリアに対するオーストリアの政策
(3) ルーマニアを三国同盟から三国協商側に引き入れようとするロシアとセルビアの誘惑

という 3 つの要因があった。

　第一の要因については、マジャール貴族が主に責めを負うべきだった。中世以来支配的地位を維持するために、彼らマジャール貴族は20世紀初頭でさえ、ハンガリーのルーマニア人とスラヴ人の被支配民族に真に民主的な選挙権を与えることを一貫して拒否した。

トランシルヴァニア地方のルーマニア人は、ハンガリー下院でかなりの数の議席を拒否され、学校や言語の問題に関する彼らの民族主義的な願望は、盲目的に無視された。この政治的権利の不当な拒否は、当然のことながら、カルパティア山脈の両側のルーマニア人が共有する恨みと領土回復への切望に寄与した。

　ルーマニア国民を激怒させ、ルーマニアを三国同盟側から三国協商側へ移行させる恐れを生じさせた第二の要因は、第一次バルカン戦争から生じたブルガリア・ルーマニア紛争に対するオーストリアの態度であった。戦争の最初の数週間にトルコに対して驚くべき勝利を収めたことにより、ブルガリア、セルビア、ギリシャは広大な領土を占領し、国境を大幅に拡大し、名声、権力、人口を大幅に増加させた。

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一方、ルーマニアは、ライバル国が力をつけていくなか、トルコと平和を保ち、堂々とした中立を保っていた。ルーマニアだけが第一次バルカン戦争中に新たな国境を獲得することはなかった。ルーマニアだけが、自由を求める抑圧された民族を解放し併合することもなかった。そのため、1913年の春、ルーマニア国民は、領土回復主義のナショナリズムと憤慨の新たな波に飲み込まれた。ルーマニア内閣には、1878年のベルリン条約以来存在していた、バルカン半島の勢力均衡を是正するために何らかの措置を講じなければならないという国民の強い要求があったが、今やそれは、ルーマニアにとって不利な方向に完全にひっくり返っていた。

　ルーマニアの新聞は、手をこまねいてとった政府の誤った政策を非難した。カロル王は、ブルガリア軍がアドリアノープルとコンスタンティノープルの前で足止めされている間に介入し、ルーマニアの善意ある中立に対する「補償」として、ブルガリアに対して、南ドブロジャのシリストリア・バルチク地方を（ルーマニアに）譲るよう要求すべきだった。

ドブロジャ地方

だがルーマニアは、この種の積極的な利己的な政策を採用する代わりに、ブルガリアの寛大さと列強からの圧力が十分な「補償」を確保することを信頼して、待機姿勢を貫いた。しかし、その両方の期待は裏切られた。

バルカン戦争の初期の数か月間、ブルガリアは頑固で、ルーマニアのタケ・イオネスクの「正当な代償」を求める嘆願（第一次バルカン戦争での好意的中立への代償として、、ブルガリアに対して、トゥイルｔゥカイからバルチクまでの領土編入を要求；オーストリア＝ハンガリーとバルカン戦争　ｐ130））に耳を貸さなかった。そして、1913年3月のサンクトペテルブルク会議で、問題が最終的に列強の決定に委ねられたとき、ルーマニアは、その民族主義者が当然期待すると思っていたほどのものを得られなかった。215

　ルーマニアの大臣や世論が、オーストリア＝ハンガリー帝国に対してより厳しい反感を抱くようになったのは、こうした「代償」に関する交渉に関連してであった。

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オーストリアは、ブルガリアに対する同盟国（ルーマニア）からの要求（シリストリアと南ドブロジャの領土要求）には、賛同していないと勘ぐられていた（そしてそれは確かだった）。

カロル王の大臣たちは、この領土を要求しただけでなく、ルーマニアの威信のために、オーストリアは、アドリア海へのセルビアのアクセスに反対するのと同じくらいの熱意とエネルギーを、ルーマニアのためのシリストリア確保をさせる義務があると主張した。

ドイツの態度には、ルーマニアは満足した。ドイツはルーマニアに、国家の威信はともかく、、適度な代償で満足し、（ルーマニアが独墺との同盟を解消しても食指を動かさなかったロシアからの誘いには乗らないよう、警告を与えたが、ドイツはルーマニアの要求を強く支持した。216

しかしオーストリアに関しては、こうはいかない、と彼らは疑っていた。「オーストリア＝ハンガリーに対する国民の怒りは特に強い。なぜなら、ロシアがブルガリアに与えている支援と比べると、オーストリア＝ハンガリーの支援はあまりにも弱すぎて、好ましい結果にはつながらないからだ。国民感情はすでに高まっており、国王（カロル）はすぐに重大な決断を迫られるだろう。その決断は、ブルガリアとの戦争か、和平かのいずれかになるが、和平のためにはロシア寄りの内閣の召集が必要となる。和平となることは、これまで三国同盟に友好的だったルーマニアの政策方針が、三国協商への依存に取って代わることを意味する。」（Pomiankowski to Conrad）217

オーストリアは「ブルガリア人よりもブルガリア寄り」と疑われていた。ルーマニアがついに、切望されていた領土を確保するために、ブルガリアに対して動員すると脅すと、オーストリアはそれを阻止しようとした。

ルーマニアのブカレストにいたオーストリア大臣、フィルシュテンベルク公爵は、ルーマニアのブルガリア攻撃は、オーストリアの政策に完全に反するだろうとカロル王に警告した。さらに続けた。そして、もしルーマニアが抵抗を続けるなら、オーストリアが最終的に介入するかもしれない。カロル王はブルガリアと良好な関係を保つべきだ。さもなければ、彼はロシアの汎スラヴ人の思うつぼになってしまうだろうから。218

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　オーストリアがカロル王に対して行使した、あるいは行使しようとしたこの抑えつけは、ルーマニア国民の間で、国王をさらに弱体化させ、孤立させた。「カロル王はブルガリアの利益のためにオーストリアの平和勧告に従っている」と言われた。国民の圧力があまりにも強くなり、国王はついに世論に屈しなければならなかった。

第二次バルカン戦争において、ルーマニア国王はセルビアとギリシャ側に加わってブルガリアと対抗して、ルーマニアが切望していた「補償」を確保した。それは南ドブロジャ、ドナウ川沿いのシリストリアから黒海沿いのコンスタンツァまで広がるブルガリアの広大な領土だった。

この短期間で成功した戦争によって、ルーマニアの民族主義的願望と領土回復の野望が強くかき立てられた。フランスの諺にあるように、「食欲がわいた」のである。

その結果、オーストリア＝ハンガリー帝国は、ボスニアや二重帝国の他の地域からセルビア人を分離することを目的とした「大セルビア」のプロパガンダと同様に、トランシルヴァニアのルーマニア人の最終的な分離を目的とした「大ルーマニア」運動によって深刻な脅威にさらされることになった。

1913 年 11 月、ルーマニアの大臣はフランスに対し、オーストリアとの古い友好関係は「もはや影に過ぎず、ロシアとの和解を率直に望んでいる世論の中で、トランシルヴァニアのルーマニア人問題が唯一の重要な問題となっている」と理解するよう伝えた。219

そして 12 月、カロル国王自身がブカレストのオーストリアの大臣に、国民の感情は「非常に残念なことに、ルーマニアと二重帝国の間にある既存の秘密条約(p88)を履行することを保証できる立場にはない」と認めた。220

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　ベルヒトルトは、ルーマニアとブルガリアのような対立する 2 つの国の利益を支持するふりをするという、二面性があり無駄な政策によって、板挟み状態に陥っていた。彼は、一方の国ブルガリアの信頼と好意を得る前に、もう一方の国（ルーマニア）の信頼と好意を失っていた。

ルーマニア側のこの「逸脱」は、1914 年春のオーストリア外交政策において最も重要な事実の 1 つであった。セルビア問題は、最終的に世界大戦のきっかけとなったため、著述家から非常に多くの注目を集めたが、それに次いで、戦争前の数か月間、このルーマニア問題ほど、バルプラッツ（オーストリア政庁）の人々の頭を悩ませたものはなかった。

このことについて簡単に振り返ることは、ウィーンにおける相反する政策、ベルヒトルトの躊躇と誤り、オーストリアとドイツの摩擦、そして多くの不可解なほのめかしがなされてきた皇帝ヴィルヘルムとフランツ・フェルディナンドのコノピシュト会見など、他の多くの不明瞭な点を明らかにするのにも役立つだろう。

　一方、ロシアは、この状況を利用してルーマニアを三国協商の隣の席に引き入れ、第二次バルカン戦争でブルガリアによって解体されたバルカングループに代わる、ロシアの支援による新しいバルカングループを形成しようとしていた。

ロシア皇帝はベッサラビアのルーマニア人を支配していたが、ブカレスト在住のロシア人大臣たちは、ルーマニア人の領土回復の野望をベッサラビアからトランシルヴァニアへとそらすよう努めた。ロシアは、ルーマニアへの影響力を利用して、ブカレスト条約でルーマニアに「代償」を勝ち取らせようとした。221

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ルーマニア人は、オーストリアが条約改正をもたらそうとする「不誠実な」努力とは対照的に、ロシアが最終的にドイツと協力して改正を阻止したことに感謝の意を表した。

　ロシアがヨーロッパ全土での戦争に備えてルーマニアを制圧しようとした目的は、1913 年 12 月にサゾノフがツァーリに送った秘密報告書によく示されている。

　 status quoを可能な限り延長したいという私の希望を繰り返し述べる一方で、海峡問題は、ヨーロッパの複雑な状況に恵まれなければ一歩も前進できないことも繰り返し述べておく必要がある。

現在の状況から判断すると、これらの複雑な状況により、我々はフランスと同盟を結び、あるいは、その可能性はあっても確実ではないイギリスとも、同盟を結ぶことになるだろう。少なくともイギリスは善意ある中立国である。

バルカン半島では、ヨーロッパの複雑な状況において、（わがロシアは）セルビア、そしておそらくルーマニアに頼ることができるだろう。このことから、我々の外交の課題として、ルーマニアと可能な限りのrapprochementを築くための条件を作り出すことが明らかに生じてくる。この政策は、慎重かつ無謀なものではなく、粘り強く実行すべきである。

バルカン半島におけるルーマニアの立場は、多くの点でヨーロッパにおけるイタリアの立場を思い起こさせる。イタリア、ルーマニアは誇大妄想に陥りがちで、公然とプランを遂行するだけの力を持たないために、常にどちらの側に力があるかを観察し、in order that they may range themselves on this side. . . .、日和見主義的な政策で甘んじざるを得ない。.

　バルカン半島の現在の情勢が不安定なのは、2 つの要因が大きく影響している。1 つ目はオーストリア・ハンガリーで、セルビア人とルーマニア人の成功によって民族運動が明らかに増加し、これらの成功がハプスブルク帝国の国境内にいる同胞に及ぼした影響である。2 つ目は、ブルガリアがブカレスト条約の痛ましい結果に甘んじることは不可能であることである。222

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　サゾーノフの政策の結果として、1914 年 1 月に新しいロシアの大臣がルーマニアのブカレストに到着したとき、政府関係者から非常に温かい歓迎を受けた。

　ロシアに対する真の友情の気持ちが、何度も私に表明された。私はここの社会で同様の歓迎を受けた。私は元大臣、上院議員、下院議員、そしてルーマニア軍のさまざまな指導者と話をした。... 私の考えでは、これらすべては、すでに私の前任者が指摘し、またフランスとイギリスの同僚も強調した事実、つまり、ロシアに有利な世論の重要な、おそらく決定的な変化がここでもたらされたという事実を裏付けるものである。

昨年の出来事は、ルーマニア人、とりわけその軍指導者に自らの力への自信を抱かせたが、同時に、領土回復主義者の努力をも促した。これらはロシアに向けられたものではなく、300万人のルーマニア人を抱えるトランシルヴァニアに向けられたものである。この後者の状況もまた、当然のことながら、ルーマニアのロシアに対する同情を高める傾向がある。223

　1914 年初頭、ロシアはルーマニア獲得に向けてさらなる措置を講じた。ロシアはセルビア、ギリシャ、ルーマニアの連携を推進した。これは表面上は、バルカン半島における平和とstatus quo を目指していたのだが、ロシアは「ヨーロッパの混乱」の時期に海峡問題を（自国に有利に）解決するためにこれを利用できるかもしれないと考えた。また、オーストリアに対抗してセルビアを支援するというロシアの政策にも合致していた。

この連携を実現するために、サゾノフは 1914 年 2 月にセルビア首相 M. パシッチとギリシャ首相 M. ヴェニゼロスと長時間会談した。224

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パシッチはツァーリとも心強い有意義な会話を交わし、それについて興味深い記述を残している。

　謁見は丸一時間続いた。ツァーリは私を閣僚室で迎えた。私が入るとツァーリはすでにそこにいて、私が入ると玄関まで出迎えに来てくれて、挨拶を待たずに手を差し伸べ、席に着くように勧めてくれた。

…私はセルビアの政策を述べた。それはつまり、セルビアはバルカン半島の平和維持を望んでおり、新たな混乱は避けるべきだということである。なぜならセルビアは復興のために平和を必要としており、またセルビアの国益を守るために新たに武装するためにも平和が必要だからである。

また私は、セルビアが平和政策を追求する上で直面するであろう困難についても、（以下のように）述べた。

ブルガリア、トルコ、オーストリアは不満を抱いている。なぜなら、トルコはバルカン諸国との戦争で敗れたため、ブルガリアは望んだものをすべて獲得・保持できなかったため、オーストリアはサロニキへの進撃の見込みを失ったためである。…

　そこでツァーリはこう答えた。「我々は新しいルーマニア政府（ブラティアヌ）がロシアと可能な限り密接に協力するだろうと確信している。彼は、事態がブカレスト和平に疑問を投げかけるほどにまで発展することは許されないだろうと考えた。…

私は、ブカレスト滞在中にブラティアヌと会談する機会を得たが、時ブラティアヌは、ギリシャとセルビアとの同盟構想に非常に熱心だった。私はまた、私がブカレストにいた時にブラティアヌが私に示してくれたのと同じ意欲と見解をまだ保持しているかどうかを見るために、ブカレスト経由で帰国するつもりだと述べた。

ツァーリは、それは非常に良いことだ、ルーマニアにはオーストリア＝ハンガリー帝国に350万人の同胞がおり、彼らはルーマニアとの統合を望んでいる、と述べた。そこで私は、ルーマニアのルーマニア人よりも、トランシルヴァニアのルーマニア人の方が優れた民族主義者である、と彼に言った。…

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　私は会話をオーストリアのブルガリアへの武器供給の話に移した。オーストリアは武器と弾薬を自国の弾薬庫から供給し、ブルガリアも大砲を受け取ったということだ。

そして再びツァーリは、ドイツもブルガリアを支援している、と付け加えた。私はツァーリに、ロシアも同様に我々を援助し、ロシアの弾薬庫から12万丁のライフルと弾薬、そして余裕があればいくつかの大砲、特に榴弾砲を我々に届けてほしい、と懇願した。なぜなら戦争直前の輸送中だった時に、トルコが我々の重火器の引き渡しをhold upしたからである。

ツァーリは私に、この件についてロシアの大臣の誰かに話したかと尋ねた。私は陸軍大臣のスホムリノフとサゾノフに話したと答えた。そして陸軍大臣は、ロシアの政策が許すなら問題ないと言った。

そこで私は、ロシアがこれほど徹底的に軍備を整えたことを我々がいかに喜んでいるかをツァーリに伝える機会を得た。それは我々に安心感とより良い将来への希望を与えてくれた。ツァーリは、ロシア人は多くのことを成し遂げ、今もなお多くのことを成し遂げている、と言った。そのため、彼らの軍需工場は我々のために武器を製造する任務を引き受けることができなかった。

これがきっかけで、私はTsarskoe Seloから戻り次第、我々が必要とするものの見積もりをサゾノフに提出することをツァーリに伝えた。ツァーリは、それは大丈夫だ、明日サゾノフを迎えて我々が必要とするものを確認する、と言った。彼らは我々のために状況を軽くするためにできる限りのことをするだろう、と彼は言った。彼は我々に何が必要かと私に尋ねた。私はサゾノフのために用意した伝票に書き留めていたことを彼に伝えました...
　
　ツァーリは、オーストリア＝ハンガリー帝国に何人のセルビア・クロアチア人が住んでいるのか、そして彼らは今何を信じ、何を望んでいるのか、と尋ねた。私は約600万人と答え、彼らがどこに住んでいるのかをツァーリに伝えた。また、スロベニア人についても話した。彼らもセルビア・クロアチア人に引き寄せられており、方言が下手で、国家としての独立をずっと失っているため、セルビア・クロアチア語を採用するだろうと。

それから、ちょうどこの時期にサンクトペテルブルクにスロベニア人がいて、南スラブ銀行の設立に取り組んでおり、ロシアの銀行をその計画に引き入れようとしている、と彼に伝えた。.

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これはツァーリにとっては非常に喜ばしいことであり、ロシアの銀行がスラブ諸国にもっと関心を持つ必要がある、そしてフリバルが任務を成功させれば良いことだ、と彼は言った。

　そこで私はツァーリに、オーストリア＝ハンガリー帝国のスラヴ人の間で感情が大きく変化したこと、かつてはオーストリアからの救済を期待していたが、今ではこの救済はロシアかセルビアからしか得られないことを理解し、自分たちの願いが叶うのを待ちきれないスタルツェヴィッチの信奉者がいかに多いかを話した。

それから私はツァーリに、我々が受け取るライフル銃1丁につき、これらの国からそれを使う兵士を1人派遣するだろうと伝えた。ツァーリは、セルビアは何人の兵士を戦場に送ることができるか、と尋ねた。ツァーリは、セルビアが40万人の兵士を行進させて世界を驚かせたことがある、と述べた。私はこう答えた。「我々は50万人の軍服を着た、武装した兵士を戦場に送ることができると信じている。」ツァーリは言った。「それで十分だ。それで大いに役立つ」。

　そこで我々は、ギリシャとの同盟を促進する必要性について議論した。なぜなら、他の考慮事項は別として、こうすることで我々は、我が国の貿易の出入国を保護することになるからである。さらに我々は、ブカレスト条約の保護のみを基盤とするのではなく、より広範な基盤の上にルーマニアとの同盟を結ぶよう努力しなければならない。　

[その後、パシッチは、セルビアの皇太子とロシアの大公女との結婚を許可するようツァーリに懇願した。ツァーリは微笑みながら、反対はしないが、子供たちに自分で選択させるという原則に従う、と答えた。]　

　私が別れを告げると、ツァーリは玄関まで付き添い、ツァーリ自身だけでなく皇后とその家族からも国王に挨拶を述べるよう何度も私に求め、国王の健康を祈った。「セルビアのためには、私たちはあらゆることをします。私に代わって国王に挨拶し、（ロシア語で）こう伝えてください。セルビアのためには、私たちはあらゆることをします。」225

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　注目すべきことに、パシッチはこのようにしてツァーリに和平の希望を訴える一方で、「12万丁のライフルと弾薬、そして数門の大砲」を要求した。またパシッチは、オーストリア＝ハンガリー帝国のスラヴ人について「彼らは今や、自分たちの救済はロシアとセルビアからしか得られないことを理解し、待ちきれない」と語り、ルーマニアとの同盟を「ブカレスト条約を守るという理由だけでなく」、ルーマニアの「ルーマニア人よりも優れた民族主義者である350万人のトランシルヴァニアのルーマニア人」を念頭に置いたものでもある、と主張した。

ツァーリに真の希望を告げた後、パシッチはヴェニゼロスとともにルーマニアの首都に向かった。彼らの訪問は、ブカレスト駐在のオーストリア軍武官によってすぐにウィーンのコンラッドに報告された。

（Hranilovitch to Conrad, Frb. 11, 1914）
　パシッチ首相とヴェニゼロス首相は、ブカレストで2日間を共に過ごし、二人とも訪問に非常に満足したと述べ、今日、ベオグラードとアテネへの帰途についた。

彼らの訪問は、他の国がブカレスト講和の条件を武力で覆そうと脅迫した場合にとるべき措置に関するものだったと言われている。パシッチ首相は、トルコとブルガリアがセルビアとギリシャに対する条約に署名し、その存在が疑う余地なく、この2国とルーマニアが協力しなければならないという確固たる仮定から出発している。

私の情報提供者によると、ここでの会議の結果は、ルーマニアがいかなる拘束力のある約束もしていないものの、3国の将来の態度に関する見解の完全な合意である。ロシアが新しいバルカン同盟を望んでいることは疑いなく、強い圧力をかけながらこの方向に動いている。226

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　As a further link to bind Russia and Rumania together the Tsar invited the Crown Prince with his wife and son, Prince Carol, to visit Russia. They started on March 27, 1914, and stayed three weeks. One of the objects in view was believed to be the possibility of arranging a marriage between Prince Carol and one of the Tsar's daughters. Such a marriage would obviously strengthen the increasingly close relations between Bucharest and St. Petersburg, and help swing Rumania away from the Triple Alliance into the current of Sazonov's active Balkan policy. Prince Carol, who would ultimately be the ruler of Rumania, had none of King Carol's sympathies for Germany and the Hohenzollerns. He had been educated under the influence of M. Jorga, one of Rumania's strongest nationalist and antiAustrian leaders.227 The visit met with such success that in May, Sazonov told the French and English Ambassadors, that, though no marriage was definitely settled, the Tsar's second daughter had declared herself ready for the match.228

　On June 14, 1914, the Tsar and Tsarina, accompanied by M. Sazonov, returned the visit of the Rumanian Princes. As they stepped ashore from the imperial yacht at Constanza, the sun broke through the clouds after days of heavy rain and added its warmth and brightness to the welcome of the cheering Rumanian populace. King Carol, wearing the uniform of a Russian field marshal, was photographed with his imperial guests, and an enterprising Rumanian Press saw to it that even the most remote villages of Transylvania had full news of the Tsar's visit, with all sorts of exaggerated hopes as to the cooperation of Russia with Rumania.

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M. Sazonov and M. Bratianu even went on a　walking tour together to Transylvania. "I did not hear of this tactless excursion until it was over" writes the Austrian Minister, Count Czernin, "but I shared Berchtold's surprise at such a proceeding." 229 In the private political conversations which M. Sazonov had with M. Bratianu, the Russian Minister gave the impression that important changes were coming in the European political situation, and that Rumania would not fare badly "if she understood the signs of the times and listened to counsels of wisdom." 230

　M. Bratianu in return assured Sazonov that "Rumania was not obligated in any way to take part in any war whatever, except where her own individual interests were directly concerned." Not finding this Delphic utterance sufficiently clear, and wishing to press him to a more definite statement, Sazonov bluntly asked Bratianu the significant leading question: "What would be Rumania's attitude in case of an armed conflict between Russia and AustriaHungary, if the former were obliged by circumstances to resort to military action?" Bratianu replied that "the attitude of Rumania in this case would depend on the circumstances which led Russia to resort to military action against Austria-Hungary, as well as upon what Rumania's interests demanded at the given moment." From this conversation Sazonov carried away the comfortable conclusion that, "Rumania is not bound by any obligation which would force her to act with Austria and against us under all circumstances, but, in reality, in case of war between us and Austria-Hungary, Rumania will take the side which will be　strongest and which will be in a position to promise her the greatest gains." 231

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　Vienna had been viewing with increasing fears and suspicions the signs of growing intimacy between Bucharest and St. Petersburg, as well as the formation of a SerbGreek-Rumanian combination, which originated primarily in common hatred of Bulgaria but which might easily be directed against the Dual Monarchy. How was Austria to deal with this danger that Rumania would gravitate to the side of the Triple Entente?

　Baron Conrad, while willing to agree with any measures which aimed at winning back Rumania, or making her declare her position more definitely, either for or against Austria, had his staff work out plans for a campaign against Rumania. He advised the building of defensive fortifications on the Rumanian frontier, or better still, a preventive war against Serbia, which would rid Austria once and for all of the Greater Serbia danger and clarify the general political situation.232 But his advice was not followed, because Emperor Francis Joseph, Archduke Franz Ferdinand, Count Tisza, and the German Emperor were all opposed to any steps which might further antagonize Rumania.233

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　Count Berchtold, like other weak and undecided persons, preferred to wait and see ; he hoped Rumania could be won　

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　So Count Czernin became convinced that Berchtold's optimistic do-nothing policy was folly. Like Conrad, he too came around to thinking something more positive must be done. In March, 1914, he closed one of his pessimistic despatches with the prophetic warning:

　I am in duty bound to call your attention to the fact that we are slipping down an inclined plane here with frightful speed, and there is no time to be lost. It would be an ostrich policy to shut our eyes and let things go on as they are here. For I must most energetically and emphatically repeat, a hundred times if necessary, the AustroRumanian Treaty [of Alliance] is a worthless scrap of paper. In case of war, Rumania will not take a stand on the side of the Dual Monarchy. The present situation is the most unfavorable imaginable for us, since it binds us without benefiting us. A passive policy of hesitation, of floating with the current, of laissez faire, laissez aller, will not improve this situation. Nothing but a clear-cut positive action on Austria's part, nothing but an iron, unbending determination to compel Rumania to show her colors, can avert at the twelfth hour unfathomable disaster.236

　Czernin suggested several alternative plans of action which the Dual Monarchy might adopt. One was the cession of Transylvania to Rumania, with the stipulation that the Rumanian Kingdom, thus enlarged, be incorporated into the Hapsburg Empire, similar to Bavaria's position in the German Empire. Czernin thought this plan desirable, but impracticable of realization. 　

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As to a preventive war against Serbia, urged by Conrad, Czernin was not one of　those who, like Tisza, argued that a war with Serbia was useless and undesirable because Austria-Hungary was already oversaturated with Slavs; no one, to be sure, wanted any more Serbs in the Dual Monarchy, he said; but after a successful war against Serbia, it would be possible to use Serbian territory to win the good-will of the other Balkan states; Greece and Bulgaria could be given what they wanted in Macedonia; Albania could be rounded out to the east; and Rumania be given the Timok-Njotin district, a corner in northeast Serbia partly populated by Rumanians. The point, however, which Czernin particularly urged, was that the status of the Treaty of Alliance be cleared up. In the present situation it was not worth a scrap of paper to Austria, because King Carol no longer controlled the situation and would be forced by public opinion to repudiate it or to resign, in case a Russian attack on Austria should give rise to the casus foederis. Austria meanwhile had her hands tied by the treaty, and could not enter into other diplomatic negotiations which might offend Rumania. To make Rumania take a stand openly, either for or against Austria, Czernin therefore suggested a newspaper "indiscretion" by which the existence of the treaty should be allowed to leak out ; one could then tell by the way the Rumanian Government denied the accuracy of the newspaper account, and the way public opinion in Rumania discussed it, what Austria could count upon. But Berchtold rejected all these suggestions. He merely gave a halfhearted authorization to Czernin to sound King Carol tactfully as to whether the King would not be willing that the treaty should be made public. But, as Czernin had foreseen, when he broached the subject, King Carol delicately evaded it. So Berchtold and his associates were left uncertain whether, in a crisis, the secret treaty with Rumania would hold or not.

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　Another suggestion by which Austria might offset the　probable loss of Rumania was that Austria should follow Russia's example, and build up a Balkan League under her own patronage to balance the feared Serb-Greek-Rumanian league under Russian patronage. Bulgaria and Turkey, smarting from recent defeats and eager for support, might be brought together by Austria and be eventually drawn into the Triple Alliance circle to make up for Rumania's "desertion." In other words, Austria might shift the pivot of her Balkan policy from Bucharest to Sofia. Such a Bulgarophil diplomatic program had already been attempted by Berchtold during the Balkan Wars; but it had met with no success and had caused serious differences of opinion between Vienna and Berlin. In the spring of 1914, it was taken up again at Vienna and a long memorandum for its accomplishment had been worked out at the moment that Franz Ferdinand was assassinated at Sarajevo. But there was still the serious difficulty: would Germany consent to this program of her Austrian Ally? Of late Emperor William had become strongly philhellene, supporting Greek claims to the Aegean Islands against Turkish interests.237 Would he ever consent to abandon a Hohenzollern like King Carol, whom he greatly respected and trusted, and take in his place Ferdinand of Bulgaria, for whom he had a personal aversion and who was universally regarded with distrust? This question of shifting the pivot from Bucharest to Sofia had long been argued without agreement between Berlin and Vienna during and after the Balkan Wars. It also formed the larger part of the fateful memoir and royal missive from Francis Joseph which the Austrian Ambassador handed to William II after lunch at Potsdam on July 5, 1914, as will be related in the second volume, "After Sarajevo."

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　This Rumanian problem was one of the many points on　which there was a sharp divergence between German and Austrian policy. Though the relations between Bucharest and Vienna had become increasingly strained, Bucharest and Berlin had remained on terms of firm cordiality, and Germany had done much to keep King Carol and his people loyal to the Triple Alliance. These ties had been originally cemented through the kinship of the Hohenzollern rulers. They had been strengthened by the long residence at Bucharest of Kiderlen-Wiichter, one of Germany's ablest diplomats since Bismarck's day. Even when Kiderlen was called to Berlin to pilot the Foreign Office in the last months of Biilow and the first years of Bethmann, he continued the close friendly relations which ho had established with King Carol and influential Rumanian politicians.238 Jon Bratianu the Younger, the leader of the so-called Liberal Party, at heart tended more and more to the side of the Triple Entente. He had been educated in France, visited Paris annually, and naturally had Gallic sympathies. These were strengthened by the political calculation as far back as 1909 that the Entente might prove a stronger combination than the Triple Alliance in a general European war, and might therefore be a safer group for Rumania to join.239 In spite of this, however, he had confidentially assured Kiderlen that "he had inherited from his father the fundamental principle that Rumania's path to Vienna lies through Ber^ lin, and that he had the firm conviction that everything which Berlin advised was for Rumania's genuine best interests." 240 He adhered to this principle and Germany did nothing to forfeit his well-placed confidence.

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　During the First Balkan War, when Rumania demanded territorial "compensations" from Bulgaria, Germany recognized her demands as justified. Berlin privately urged wise moderation and concessions both at Bucharest and Sofia, in　order to prevent a Bulgaro-Rumanian war, which would add another Balkan complication and still further threaten the peace of Europe. But at the same time, both before and during the St. Petersburg Conference, Germany exerted her influence strongly in favor of Rumania's claims. She refused all Berchtold's Bulgarophil projects for giving Bulgaria Salonica, Samothrace, or money, as a solace for ceding Silistria to Rumania; she feared that such gifts would be frowned upon by Rumania and increase her distrust of the Triple Alliance— not to mention other objections.241

　When the Second Balkan War broke out, and Rumanian indignation ran high against Berchtold's suspected Bulgarophilism, Germany refused to join him in putting pressure on Rumania to keep quiet. Berlin regretted his ill-judged effort, believing it would not be successful, and would only deepen Rumanian indignation — as proved to be the case. On the contrary, Germany recognized that Bulgaria's attack on Serbia was the psychological moment for King Carol to make good the claims which Bulgaria had been refusing; Germany could not assume the responsibility of advising Rumania to neglect her vital interests for the sake of Austria's desire to see a strong Bulgaria in Serbia's rear. Resentment would be so great in Bucharest that Rumania would certainly swing over from the Triple Alliance to the Triple Entente. It was a poor policy for Austria to risk losing a faithful ally like King Carol for the hope of getting a treacherous friend like King Ferdinand of Bulgaria. Austria made a mistake in letting herself be so obsessed with the fear of a Greater Serbia and in forgetting that she ruled over Rumanians as well as Slavs. Germany accepted the Rumanian point of view: Austria says that she cannot tolerate a Greater Serbia, but no more can Rumania tolerate a Greater Bulgaria.242

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Berchtold was so　put out with Germany's solicitude for Rumania's feelings, that he thrice made formal representations in Berlin against it.243 But the German Secretary of State, Jagow, while admitting some of his arguments, noted: "Yes, but we do not need by a long shot to join in all Vienna's stupidities." 244 Accordingly, after King Carol mobilized his army and seized the New Dobrudja by force from Bulgaria, Germany confirmed him in his new territories by helping to prevent the Austrian and Russian efforts to have the Treaty of Bucharest subjected to revision by the Great Powers.

　This divergence of views between Berlin and Vienna continued during the months following the Balkan Wars. Bethmann and the Kaiser still placed their hopes on Rumanian loyalty, while Berchtold and his advisers inclined toward closer relations with Bulgaria, since Rumania seemed to be lost. In the spring of 1914 Rumania's "desertion" seemed more and more probable. This was partly owing to the active wooing by Russia, and to the propagandist articles by French journalists and professors, who visited and lectured at Bucharest. It was also partly owing to the Magyar oppression of the Rumanians living in Transylvania and to Austria's suspected Bulgarophilism. The anti-Austrian demonstrations of the chauvinistic Rumanian "League of Civilization" became louder, and the attacks of the Rumanian Press more virulent. An anti-Hapsburg play, "Mr. Notary," written by a Transylvanian, was being performed at the National Theatre in Bucharest. It roused the people to a frenzy. They marched past the royal palace singing war songs and crying, "Down with Austria" and "Long live Russia." King Carol genuinely regretted all this. But he feared to censor "Mr. Notary," lest it serve only to advertise it and make matters worse.245

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In the　winter he had admitted that, if the anti-Austrian feeling kept up, Rumania would not march with Austria in case of a European war; a treaty of alliance was not enough by itself; it must have popular support. In the spring he confessed that his country was "in a complete paroxysm," and that he was helpless to stem the tide of popular hatred of Austria.246

　This situation disturbed Berlin considerably. It led the Kaiser to make the Rumanian danger the main subject of his discussions with Franz Ferdinand and the Austrians on his visits to Vienna, Miramar, and Konopischt shortly before the Sarajevo assassination. He hoped that Count Tisza, the Hungarian Premier, would make concessions to the Rumanians in Transylvania. Germany urged that nothing be done like Conrad's plan of fortifying the Carpathian frontier which would certainly be unfavorably interpreted in Bucharest, or like Czernin's schemes for getting the Rumanian treaty made public.247 But on the whole Germany was inclined to take a less tragic view of the Rumanian situation than Austria, and tried to calm the latter 's fears. She hoped that the paroxysm would pass, and that Rumania would swing back to her traditional loyalty, if the Triple Alliance Powers did not show too much uneasiness and nervousness. It might be that in case of a European war King Carol might have difficulty in fulfilling his　treaty obligations.

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But even so, it was still a long step from this to his active participation on the enemy's side, "quite aside from the fact that complications between the Great Powers are hardly to be expected in the immediate future."248 Rumania's future remained a puzzling riddle, adding still further to Balkan instability, uncertainties, and intrigues.