いや笑った、笑った、この記事。日本ってつくづく平和な国だなあと思った。もしこの男性が勝訴してしまったら、日本はとんでもない国ということになるけど、日本にも理性は残っていたんだねえ。 私がこの記事に興味を持ったのは、世のジェンダーフリー思想を信棒する人たちがこの裁判をどう思っているか、ということ。 ジェンダーフリー思想は男女差を認めないのだから、当然この判決を”男女差別による不当判決！ちゃんとこの男性に４４００万円支払いなさい！”と文句をいうはずだろう。 だが、そう訴えたところではたして世の支持を取り付けることができるだろうか。 できるわけはないよね。この男性は少しアタマが変だと思うのが常識だよね。こんな非常識な裁判をさばく裁判官も大変だね。 そういえば女性専用車というのはできたけれど、男性専用車などというのはないよね。こういうセクハラ女性から、か弱き男性を守るための男性専用車、なんてできる時代が来ると思っているのだろうか、ジェンダーフリー論者は。
こういう記事を見ると、やはり日本は何をどうやっても中国・韓国からは批判されるのだなあ、って思うよね。小泉首相の靖国参拝なんて、いかに皮相な問題かってことがよくわかる。 ”日本が戦争をしなければ、我々が被爆することもなかった” これって、風が吹けば桶屋が儲かるっていうのと同じ屁理屈ではないの。北朝鮮の拉致問題は北朝鮮が悪いんではなくて、朝鮮を植民地にした日本が悪い、って言うようなもんでしょ。 どう考えたって、被爆者を作りだした責任はアメリカのトルーマン元大統領にあるでしょ。トルーマンが原爆投下の決断をしなければヒロシマ・ナガサキは起こりえなかった。本来在朝被爆者への責任はアメリカが取るべきなんだ。 ところがなぜか中国・韓国の手にかかるとすべては日本が悪い、ということになってしまうんだ。アメリカが悪い、とは決して言わない。 日本だって原爆被害国なんだよ。ヒロシマ・ナガサキで何十万人も死んでいる。その日本がなぜ原爆の加害者になってしまうの？ 無論、大東亜戦争で日本が中国・韓国に多大なる迷惑をかけたのは確かだ。でもそれはこれまでに何度も謝罪している。あきれるくらい何度も。 原爆に関してまでも謝罪をしろ、というのか。”原爆落とされてごめんなさい”って？ 日本は好んで「戦争をした」わけではない。正確に言えば、「戦争をさせられた」んだ。アングロ・サクソンや中国のワナにはまって。ルーズベルトとチャーチルと蒋介石にしてやられた、といっていいだろう。 結局、これまでの戦後の日本の教育、そして親中国・韓国派の政治家が悪いんだと思う。中国・韓国におべっか使うあまり、日本の国益をきちんと主張してこなかった。日本だって戦争被害者だっていうことを主張してこなかった。 とにかくこれからの日本はこんな風におかしな屁理屈を言われないよう、きちんとスジを通した外交をすべきだ。でないとまた大東亜戦争前の外交の二の舞になる。あの時はドイツ、ソ連におべっか使って日本は外交に失敗した。さらに言えば英仏はヒトラーにおべっか使って第二次大戦を招いた。”おべっか外交”は絶対にいけないのだ。 安倍ちゃん、期待しているよ。河野親子なんかに負けるな！
この遠藤なんとかっていう公明党議員、それに「日中新世紀会」ってよく知らないけど、こんなことをやって何の意味があるのかね。 この遠藤何某という人はどうも「中国人」と「中国政府」を混同しているような気がする。基本的に反日感情を持っているのは「中国政府」であり、「中国人」ではない。もう少しくわしく言えば、共産党独裁政権維持のための方便として反日感情を持っているのが「中国政府」であり、反日感情を持っているようで実は”持たされている”のが「中国人」である。（当ミニコラム4月１８日その１参照） おそらく遠藤氏らはそのあたりは読んでいて、だから中国人を招いて日本への誤解を解く、ということなのだろう。だが残念ながら中国は独裁国家だから、中国人は自国政府に自分の意見を言えない。（言えばかの天安門事件のようなことになる） 仮に遠藤氏の思惑通り、日本を訪れた中国人が反日感情を薄めたとしても、それを公の意見としては言えないのだから何の意味もないではないか。 ぜひとも知りたいのはこの遠藤氏の企画を「中国政府」がどう思っているか、ということだ。 このようなことが続いて、本当にその効果があがって、親日派の中国人が増えたら一番困るのは中国政府だろう。「よくよく勉強してみたら日本はいい国だった。何や、悪いのはわが共産党独裁政府やないけ。わが政府も日本みたいに民主主義政府にしたる！」などと多くの中国人が思い始めたら中国政府はあわてるだろう。 中国政府は人民に情報統制を敷いている。遠藤氏の企画は寝た子を起こそう、というものである。だから中国政府が黙っているわけはない、と思うのだが。 結局この企画は、仮にうまくいけば中国政府を刺激することになるので、日中関係のためによかれと思ってやったことが日中関係をさらに悪化させるという矛盾をはらんでいるのである。（平和の敵は平和運動のページ参照） ＜結語＞日中関係がうまくいって困るのは実は中国共産党。日本がいかに譲歩しても、中国共産党は常に日本をスケープゴートにし続ける。悪いのは中国人ではなくて中国政府。遠藤氏の”政策”は寝た子を起こそうとするものである。
社民党のリストラ問題に関しては、以前当サイトでも取り上げました（禁断の木の実を食べた社民党参照）が、不思議なことには社民党のサイトなどではこの問題については一言も触れられていないのあります。 ”恥部”にはできるだけ触れられたくない、という気持ちはわかりますが、くさいものにはフタを、というそうした態度で、はたして与党の不正などを追求できるのでしょうか。 そもそもリストラを断行せざるを得なくなったのは、時代遅れの化石政党となり、大多数の国民から見放されたのが根本原因です。そうした総括もきちんと行わず、単にいくらの歳入欠損があるから職員何人分の首を切って、といった計算で、労働者をまるで人間扱いしていない。 実はこれこそが社会主義の特徴なのです。”労働者の味方”と言いながら、実は人間を個性のない単なるかたまりとしてしか扱わない。彼らは労働者というかたまりの権利擁護はしようとしますが、人間一人一人の権利などは眼中にありません。 結局人間を大切に扱っているようで、棒切れのようにしか扱わないのが社会主義なのであります。 かつて社会党が三井三池闘争で見せたあのすさまじい雇用維持への情熱はどこへいってしまったのでしょうか。
この記事を見て、昨年４月の３人の日本人のイラク人質事件を思い出しました。 あの時、世間から澎湃として湧き上がった人質たちの自己責任論を一部の左翼マスコミは「あれは政府が煽ったものだ」とし、彼らの自己責任を否定しました。彼らが人質になったのは彼らの自己責任ではなく、政府のせいだ、とのたもうたのです。 今回裁判を起こした遺族も同じ論理です。犠牲者がでたのは本人の自己責任ではない、悪いのは海岸の地形を教えなかった旅行会社だ、と言うのです。裁判所がその身勝手な論理を一蹴したのも当然のことでしょう。 以前、新幹線に自由席切符で乗車し、満席で座れなかったのをJRのせいにした投書がありましたが（あらためて自己責任とは何かのページ参照）、自己に都合の悪いことはすべて組織や国家の責任にして自己責任を否定する人たちはどちらかというと左翼に多いようです。イラク人質事件で自己責任論を否定したのも朝日新聞ら、主に左翼でした。 ふだんは国家などを攻撃しておきながら、いざとなるとそれを隠れ蓑にしてしまうのが左翼の狡猾なところなのでしょう。
「パパ、たまごっち、今日は買えそうだよ」 自分でパソコンを叩いて”たまごっち”の情報を検索していた小４の娘が叫びました。 「値段はいくらね？」と私。 「７８００円くらい」 「ギョエー！一晩で３倍も値上がりしとる、そんなのありか」 実は今、小学生の間で”たまごっち”が流行しているのです。ところが品薄でなかなか手に入らない。それで昨日から娘と二人で「楽天」などで探し回っていたんですが、どこのショップも品切れや在庫なしで売っていない。 まあ、需要と供給のバランスがくずれていて、どこのショップも在庫がないんじゃあ仕方ないか、と思い、昨夜はあきらめた。ところがナント、本日日曜日の朝にはちゃんとショップに出回っている。 そのかわり、２５００円のたまごっちは８０００円近くに化けていました。 つまり各ショップは売り惜しみをしていたんです。本当はまだ在庫があるのを隠しておき、潜在需要を見越して、日曜日の朝にいっせいに３倍以上の値段で売り出した。 どうしても今たまごっちが欲しい子はそれでも買うでしょう。親もつい買ってやってしまうかもしれません。 そうした子供心、親心につけ入った値上げとしか思えない。 もっともこういうことはモノ不足の時にはよく起こります。誰もがほしがるモノだが、需要を満たすには足りない、そんなときには必ず売り惜しみ、出し惜しみが起こります。かつての石油ショックの時もそうだった。こうしたことは別に違法でも何でもなく、経済の法則なのでしょう。 結局我が家では今回はたまごっち買いを見送ることにしました。子どもにとってはノドから手が出るほどに欲しいモノとて、３倍以上の値段はいくらなんでもムチャクチャだし、それに”がまんする心”を子どもにも教えたかったから。 子どもも多少は不満のようですが、もともとは自分のこづかいで買うというのが条件だったので、さすがにもったいないと思ったんでしょう、あっさり白旗を上げました。 さてさて、たまごっちはいつ手に入るのかな。
 小泉首相の靖国参拝問題にしても、郵政民営化問題にしても、いまや自民党が真っ二つ。自民党１つで与党と野党をやってる感じだね。もう民主党なんていらないよ。 こんな状況だから、民主党の存在感がまるでない。岡田さんも大変だよね。いかにして民主党のraison de'tre（存在理由）を打ち出すかが、まず仕事なんだから。 最近選挙ないし、いろいろ滓（おり）が溜まってきているようだから、とりあえず郵政民営化法案が通ったら、一度解散したらいいんじゃないかなあ。 首相に反対の人は民主党に行けばいいんだよ。右の３人みたいに中国におもねないしっかりした人たちが、たとえ人数は少なくなっても、自民党をしっかりと支えればいい。 |