■平成２６年8月２日 政府は原発再稼働の責任をきちんと取れ
原発の再稼働が現実的になってきた。 ところが安倍政権は、その根拠を、原子力規制委員会に求めている。委員会がゴーサインを出せば、政府としては、再稼働をさせる、というわけだ。 ところが原子力規制委員会は、自分たちは再稼働のためのゴーサインを出すわけではない、という。単に安全基準に合格しただけであり、それはイコール再稼働ではない、と言う。 原発再稼働をするかどうかは、政治判断なのだから、 委員会の発言は当然のことである。 たとえば、集中豪雨があって、避難命令を出すかどうか、といった状況を想定してみよう。 気象台などの気象専門家は、警報は出すが、避難命令は出さない。前者は純粋に科学であるが、後者は科学ではなく、政治判断だからである。 だから、避難命令を出す権限は地域の行政責任者である首長にある。 原発再稼働も同じである。これは純粋に政治判断なのだから、政府は逃げてはいけない。規制委の意見を聞いて、政府判断として、きっちり再稼働をしなければいけない。 よって、小泉氏の結論は誤っているが、意見は正しいのである。 | ||
■平成２６年８月２日 なぜここまでして・・・
何故ここまでしてでも、子どもが欲しいのだろうか・・・ 昔から、だいたい１０組に１組の夫婦には子がない、と言われていた。 私の親戚にも、子のない伯父夫婦がいたが、彼らはそれなりに割り切って生きていた。 家制度があった戦前は、子がないことは死活問題で、婿養子をよく取ったらしいが、現在では、少なくとも家を維持するために体外受精をしてまで子どもが欲しい、という人は、ほとんどいるまい。 子どもを欲しがる理由のほとんどは、跡継ぎ云々というよりは、純粋に”我が子”が欲しい、ということであろう。 では、”我が子”とは誰か。 夫婦の間で自然に生まれた子は無論その範疇に含まれるが、人工授精で生まれた子であっても、夫婦の直接の遺伝子を受け継いでいるのであれば、我が子とみなして問題はなかろう。 養子に関しては、子どもがある程度理解ができるようになったらカミングアウトすることで、多くの場合、親子問題は乗り切れるものと思われる。 無論、当初子どもはショックを受けるだろうが、昔からあったことだし、育ての親とのあいだでしっかりとした親子愛が育まれており、子どもが順調に成長していれば、必ず乗り切れる試練である。 だが、体外受精でも、父親と直接血が繋がっていないことがわかった時、子どもは将来どう思うだろうか。 その前に、この場合の、親から子への愛情についてはどうか。 これは問題はないと思う。父親からすれば、自分の直接の遺伝子を子が受け継いでいるわけではないが、自分の精子に受精能力がない以上、それは割り切れるだろう。 母親にしても、別に義父とお交わりをしたわけではなく、単に精子提供を受けているだけだから、それほどの抵抗感はないと思われる。 したがって、親の側からすれば、夫の精子であろうとなかろうと、さほど大きな問題ではなく、こうして授かった子どももまた”我が子”であると、素直に言うことができよう。 だから問題は子ども。 子どもの立場からすれば、自分のルーツの半分は父親ではなく、祖父なのである。抵抗感はないのか。 赤の他人の方が、まだ割り切れるのではないか。父親が不妊であるのだから、精子のルーツは不明、という理屈は何とか納得できるだろう。 だが父親がじいさんとなると、何か引っかかるものはないのか。なまじっか、ルーツがわかるだけに、かえって子どもは混乱しないか。 わたしなら、はっきり言って、気持ち悪いと思うし、そんなことならわざわざ生まれてこなくてもよかった、と思うかもしれない。父親の実家に帰るたびに、「こいつの精子がオレのルーツか」と思わなければならないんだよ。 今や、日本で人工授精で生まれる子どもは、年間３万人にものぼるという。現在の出生数は100万人ほどであるから、単純計算して、今後は、小学校１クラスに1人くらい人工授精で生まれた子どもがいることになる。 私は、こうした事実自体、異様であり神への冒涜だと思っているが、さらに、精子が夫のものでない人工授精となると、これはもう、神から鉄槌を喰らうレベルだと思う。 それでも、妻が夫の精子にこだわらずとも、とにかく誰の精子でもよいから自分の子が欲しい、夫もそれを承認している、ということであれば、技術があり、進歩する限り、こうした不自然な出生の子どもは増え続けることであろう。 私は個人的には、こうした傾向を好まない。 | ||
■平成２６年８月３日 権力批判で売名する尾木ママ
現代の世の中の風潮として、権力を持つ側を批判すると、だいたいが判官贔屓の国民はなびいてくる傾向にある。
例えば、最近、東電会長らが検察審査会で起訴相当とされたが、これなどもまさに、こうした傾向を利用したパフォーマンスの典型。 冷静に考えれば、巨大システムエラーによる大事故において、組織のトップが有罪とされることなどあり得ない（たとえば、’８６年のジャンボ機墜落事故、’０５年の列車脱線事故などではトップの責任は不問に付されている）のに、こういったセンセーショナルなパフォーマンスが行われる。 尾木ママも例外ではなく、この人は、もともとそういう傾向があるが、権力を持つ組織やその長を攻撃することにより、売名に資せようとする。 そもそも尾木ママの認識は正しくない。さまざまな報道を合わせて類推すると、実は県側は決して放置していたわけではなく、医師に助言をして、この医師は、両親と３回にわたって面談をしていたとのことなのである。ということは、少なくとも県側は、必要な処置はとっていたわけであり、問題はむしろ、医師の助言を無視した両親の側にあると言えよう。 さらに別の報道によれば、学校側は両親に対して、「一人暮らしはやめさせた方がよい」と忠告していたとのことで、こうした点からも、やはり問題は、尾木ママのいうような、権力者側ではなく、当事者にあったのではないか、と考えられる。 要するに尾木ママの批判は、古賀茂明同様、権力を批判して国民の関心歓心を買うという、いかにも現代的ないやらしい発想なのである。 もっとも、行政側が無謬というわけではない。少女が小６の時に起こした給食異物混入事件の際には、弁護士である父親におもねて、行政は、当事者の謝罪のみでごまかしてしまったという報道がある。ただこの点に関しては、報道によって、ニュアンスが非常に異なるため、二次資料のみで判断せざるを得ない私としては、これ以上の判断ができないので、この程度のコメントにとどめておきたい。 さらに別の観点から言わせてもらえば、尾木ママは行政側の当事者だったとしたら、本人が批判するようなことを忌避する決断ができたのか？ 尾木ママのような人たちには、やはり次の聖書の言葉を送ってあげようか。 3 そこへ、律法学者たちとファリサイ派の人たちが、姦通の現場で捕らえられた女を連れてきて、真ん中に立たせ、 4 イエスに言う、「先生、この女は姦通行為をしている現場で捕らえられました。 5 モーセは律法の中で、このような女たちは石打にするように、わたしたちに命じました。そこで、あなたは何と言われますか」。 6 彼らはイエスを試みて、訴える口実を得るために、こう言ったのである。イエスは低くかがんで、指で地面に何かを書いておられた。 7 しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こし、彼らに言われた、「あなたがたの中で罪のない者が、最初にこの女に石を投げなさい」。 8 そして、再びかがみこんで、地面に書き続けられた。 9 これを聞いた者たちは、年長の者から始まって、一人また一人と立ち去り、イエスひとりと、真ん中にいた女だけが残った。（ヨハネによる福音書第8章第３〜９節） | ||
■平成２６年８月３日 脱原発派の数字にごまかされるな
ときとき放射線被害に関しては、このようなセンセーショナルな記事がでるので、ささやかな場ではあるが、この場で、それを正しておきたい。 ここで問題なのは、等価線量と実効線量の問題である。 皮膚の等価線量は確かに年間５０ミリシーベルトであるが、それに相当する全身の実効線量は１ミリシーベルト/年である。 これは、仮に皮膚が１年間に５０ミリシーベルトの被曝をすると、全身換算すれば１ミリシーベルトに相当することを意味する。 これはつまり、プールに１年間入りっぱなしかあるいは、プールサイト（しかも水面のすぐそば）で１年間すごしてやっと年１ミリシーベルトの被曝をすることを意味する。 民主党の細野元原発相が、年１ミリシーベルトを除染の基準にしてしまったせいで、国民全体が、あたかも年１ミリシーベルト以上の被曝を危険と判断してしまっている状況にあるが、実は、この被曝量はきわめて低い値である。 たとえば、CT検査を一回受けると７ミリシーベルトほど被曝する。１ミリ基準でいけば、７年分の被曝を、しかも瞬時に受けるわけだ。 人によっては、年に何回もCT検査を受ける。これは子供でも例外ではなく、たとえば、神経質な親は、子どもが少し頭をぶつけただけでも、CT検査を要求する。（ちなみに、こういう親にかぎって、子供と自主避難したりする） したがって１０年分以上の被曝を１年ですることになるわけだが、こうしたことを気にする親はほとんどいない。 このように言うと、脱原発派は決まって 医療用の被曝は管理されたよい被曝、外で受ける被曝は、管理されていない悪い被曝 と言うが、被曝に関しては、管理されていようがいまいが、一切関係はない。１ミリシーベルトはどうあっても１ミリシーベルトである。 つまり、この記事は、実は何ら危険でもなんでもないことを、大げさに誇張して危険を煽っているだけなのである。 一般的に、一見もっともらしく見える脱原発派の主張は、実は捏造やごまかしのオンパレードであるとみて間違いない。だから、こうした記事を見つけたら、決して鵜呑みにせず、どこかに必ずあるごまかしを探してみる必要がある。 たとえば、以前、朝日新聞に、以下のような記事が載っていた。
この記事も最初の記事同様に、甲状腺の等価線量と実効線量を意図的に混同させているのだ。 すなわち、甲状腺の等価線量５０ミリシーベルトは実効線量のほぼ１ミリシーベルト相当であるから、８７ミリシーベルトといっても、実効線量換算では２ミリシーベルト/年程度にすぎないのである。 したがって、そんなに大騒ぎするほどのことではないのだが、すでに１ミリシーベルトという除染基準を知っている一般人は「８７ミリシーベルト」と聞くと、とんでもなく危険な数字と勘違いするわけであり、朝日新聞はそうしたことを知っていて、わざと等価線量と実効線量を混同させて報道しているわけである。（むろん、基準値も合わせて書いてあるので、朝日新聞としては間違ったことは書いていない、と言い逃れができるようになっている） | ||
これが、光市星殺人事件のように、犯人が１８歳の少年で、欲望のままに行動し、いたいけなな幼児とその母親を殺害した、などといった事件であったのなら、まさに”犯人”を憎む、と言いたいところなのだが・・・ 今回の事件は、まだ１５歳の少女で、しかも、およそ常識からは考えにくい、バラバラ殺人事件である。したがって、通常の殺人事件と同列には扱えないように思う。 まず、犯行の原因であるが、通常の殺人事件ならば、ほぼ１００％犯人の責任と言えようが、この事件は違う。大きく、以下のようになる。 @加害少女のきわめて特異な、猟奇的資質。（いわゆるサイコパスの概念に入る Aあまりに子どもへの配慮のない父親の養育態度 B行政、学校等のこれまでの対応 この@〜Bが密接に絡まって、今回の事件は起こった。 おそらくは、このうちもっとも重大なのは@であろう。 ほとんどの殺人は、憎しみが引き金になる。１０年前にやはり佐世保で起きた小６殺人事件にしても、動機は憎しみだった。 ところが、今回の事件において、加害少女は、被害者に対して、まったくこの感情を持っていなかった。 それなのに、首を切断、腹部を切り裂き、と数時間もかけ、自ら血だらけになりながら、遺体を”解剖”している。こうしたことを、いつかしたくてしたくて、どうしようもなかったとのことだ。異様な欲望。 この点は、猫を殺し、解体しながら自慰をして快感を得たという、神戸連続児童殺傷事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗と共通点がある。要は、本来持って生まれた反社会的資質、はっきり言えば、脳の異常である。 Aの養育に関しては、慕っていた母、祖母の続けざまの死、父の早すぎる再婚、年齢不相応の一人暮らし、などが、今のところは挙げられよう。 但し、小６の時の給食異物混入事件などはあったにせよ、本人が中１の時には、父親との楽しそうなツーショットがネットに公開され、父親は「このような娘を持って、父親として幸せです」などと書いているので、少なくとも、親の側としては、娘がサイコパスであることには気づいていなかったか、あるいはうすうすそうであっても、無視していたのであろう。 一般論として、我が子の資質がこうした異常なものであることを積極的に認めたい親はいないから、結果論でこうした養育経過を非難することは、加害者父親にはやや気の毒かとも思われる。 しかしながら、もしも加害少女が一人暮らしをしていなければ、少なくとも殺人事件には至ってはいなかったであろう。だから結果として、こうした特異な娘を野に放つことになった、一人暮らしをさせた責任は、免れないであろう。（但し、弁護側の主張では、それは医師からの勧めだ、としている） Bの行政や学校との関連に関しては、一部報道では、両親からの圧力があったとも報ぜられているが、決定的過失のようなものはないようなので、少なくとも、尾木ママのような非難を受ける筋合いなないものと思われる。 結局のところ、被害者のご両親としては、憎しみの持っていきようが困難なのではないか、と感ずる。 ”犯人”は１５歳の同級生、サイコパス的資質があるとはいえ、その罪を問い、重罰に処すには、あまりに不適応である。要するに、このような少女を憎もうとしても、憎みようがないだろう。 また、行政、学校に関しては、決定的な過失はない。 したがって、憎しみの矛先はやはり、加害者父へ向かうと思う。被害者ご両親としてのホンネは、「犯人を許せない」というよりは、「犯人ならびにそうした犯行の土壌を作った父親を許せない」ということなのではないだろうか。 ■平成２６年８月１日
日韓が仲良くできないわけ
そもそもまず、いくら東京都という大都会とはいえ、とりあえずは一自治体の知事が、なぜ国家を代表する大統領に会いにいったのだろうか、そこがよくわからない。 まあ、行くからには、喧嘩してもしょうがないから、仲良くするつもりで行ったんだろうが。 安倍首相が行けば、喧嘩になるに決まっているし、そうじゃないと、国民も納得しないし。 舛添さんとしては 本当は国民は心の底では韓国と仲良くしたいと思っているはずだ。かつては韓流がブームだったし。しかし、諸般の事情でそれが言い出せない。だからオレが代わりにパククネと仲良くしてやったんだ とでも思っているのだろう。 しかし、イ・ミョンバク前大統領が竹島に勝手に上陸した事実を、日本人は決して忘れない。 そもそも、韓国憲法前文には、以下のようなことが書いてある。 悠久の歴史と伝統に輝く我が大韓国民は、三・一運動により建立された大韓民国臨時政府の法統及び、不義に抗拒した四・一九民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に立脚して・・ ここでいう３．１運動とは言うまでもなく、日本統治下における１９１９年の朝鮮独立運動を指す。また４．１９民主理念とは、「1960年3月に行われた第4代大統領選挙における大規模な不正選挙に反発した学生や市民による民衆デモにより、当時、第四代韓国大統領の座にあった李承晩が下野した事件」（http://blogs.yahoo.co.jp/illuminann/11877329.htmlであり、要は、韓国は、反日ならびに反独裁を国家の礎としている国なのである。 ちなみに日本の場合は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」立派な国なのであり、韓国などとは比べるべくもない。 要するに、100年前の日本への恨みをそのまま憲法前文に入れている国と、お人好しの国とが、仲良くできるわけがない、のである。 ところで、私が知りたいのは、舛添都知事訪韓に抗議メールしている人たちが、前回都知事選で誰に投票していたか、である。 これが、ほとんどすべて田母さん、では、あまり面白くないが、おそらくは、舛添氏に投票した人がかなりいると思う。 すなわち、田母さんに投票した人は、そもそも舛添氏に期待していないから、却って何も言わないだろう。また、細川、宇都宮氏に投票した層は、別の意味で何も言わない。 結局やはり、田母さんにはついていけないが、舛添さんならいいだろう、という”常識的”な人たちが、あまりに卑屈な舛添氏の姿に、憤りを感じているのだと思う。 |
再生可能エネルギーの展示会で説明を受ける小泉純一郎元首相（左端）ら＝３１日、東京都江東区
一人暮らしやめさせるよう…学校側が父親に忠告
テレビ朝日系（ANN） 8月2日(土)11時49分配信
長崎県佐世保市の高校1年生同級生殺害事件で、学校側が、逮捕された女子生徒（16）の一人暮らしをやめさせるよう父親に忠告していたことが分かりました。女子生徒は先月26日夜、自宅で同級生の女子生徒（15）をハンマーで殴った後、ひもで首を絞めて殺害した疑いが持たれています。遺体はベッドの上で首と左手首が切断され、腹部も割かれていました。逮捕された女子生徒は、高校に入学した今年4月から一人暮らしをしていましたが、学校側は、女子生徒の父親に一人暮らしをやめさせるよう忠告していました。事件は、女性生徒が一人暮らしをしていたマンションの部屋で起きています。
最終更新:8月2日(土)21時13分
１人暮らし、医師勧める 高１殺害事件の少女
長崎県佐世保市で高校１年の同級生を殺害したとして逮捕された少女（１６）の父親の弁護士は３日、少女が事件現場となったマンションに４月から１人暮らしをしていたのは、診察した精神科医の勧めだったと明らかにした。
弁護士によると少女は３月２日、自宅で父親の頭部を金属バットで殴って大けがをさせた。動機などがはっきりしなかったため、父親は同月から２つの精神科に少女を通院させた。診察した医師は、「このまま同じ家で寝ていると、命の危険がある」と父親に助言した。
弁護士は「手遅れとなってしまったが、父親は何もしていなかったわけではない。父親は心から申し訳ないと思っていると認識している」と述べた。
すると、弁護側の主張には、矛盾があることがわかる。つまり
父親の再婚を少女は賛成していたのに、なぜ父親は身の危険を感じたのか。再婚が祝福されたのなら、少女を一人暮らしさせる意味がないではないか
ということである。
さらに不思議なのが、同時期に、２つの別々の精神科に通院させた、という点である。
普通は、まずは１つの精神科に通い、そこで合点がいかなかったら、自己判断ないしは紹介状をもらって別の医療機関に相談する、という形を取る。
なぜなら、同じ科の医療機関を同時に複数受診すると、投薬が重複する危険があるし、精神科医により、投薬内容も異なることが多いから。
これは、日本の医療においては、基本中の基本である。
そして、記事によれば、単に「診察した医師が一人暮らしを進めた」とあり、どちらがどう、とまでは書いていない。医師に責任をなすりつけつつ、巧妙にその医師が特定されないための工夫なのか。
そもそも、いくら身の危険があったからといって、安易に高１女子の一人暮らしなど勧めるだろうか。まずは警察に相談し、緊急避難が必要なら、少女をしかるべき精神科病棟へ短期間措置入院させるなり、殺人未遂として、とりあえず留置するなりするはずではないか。
そもそも、金属バット殴打事件にしても、それ以前の給食異物混入事件にしても、本来なら警察の介入が必要であるべき大事件であるのに、、父親が自己保身のために穏便に済まそうとした（これは行政の側にも責任の一端はあるようだが）ために、娘を切り捨てる結果になったのではないか。
弁護側の主張を見ていると、とにかく罪を回り（行政や精神科医）になすりつけ、加害者の父親を守りたい、という焦りが見える。加害者本人は年齢で保護されるので、とにかく、同業者の父親の世間への印象を少しでも良くしておきたいと思っているのだろう。
しかし、こんな主張をすればするほどに、逆効果なのでは？と思うが。